関東ではもう公開終了が近いと聞いて慌てて観に行ってきました
マイマイ新子と千年の魔法

「マイマイ新子と千年の魔法」

平日朝一番に観に行ったせいなのか劇場に私1人で完全貸切状態…
いやもう周囲に気兼ねなく見る事ができて非常に贅沢な時間を過ごせましたが
もう少し観に来る人いないとおかしいんじゃないのこの内容ならと正直思いました

評判通り良かった! …んですけど
色んな所で言われてる通りどこが良かったのか言葉にしようとするとなかなか難しいですねコレ
新子の想像や子ども達の遊び方を観ながら自分も似たような事やってた頃の思い出に浸れるってのも当然良いんですが
(用水路に戦艦のプラモを流しては次々と行方不明にした苦い思い出も蘇りましたが)
過去の歴史も空想も子ども達だけの世界も現実もみーんな地続きなんよと何度も描きつつも
観客へ向けての教育もしくは道徳アニメ的な押し付けがまし感は感じられなかった所とか
昭和30年代を舞台にしてるとは言っても空想上の平安時代とまるでパラレルワールドのごとく同時進行で描かれてるんで
昭和懐古主義的な要素はあんま無い雰囲気とか
人や物事は様々な面を持ってる事を様々な状況で突きつけられる子ども達とか
死が日常とかなり近い所にごく自然に存在してる所を描いてる所とか
色んな出来事が結構唐突に発生するのですが原作が自伝的小説と後で知ってなんか納得
実際1本の映画のストーリーとしてはあまりまとまり無いんだけどそこがそれほど気にならず子ども達に感情移入できた所とか
……うーむ感想が全然上手くまとめられないぞ
こーいう所で自分が昔から読書感想文の類が苦手だった事が生きてきますね
これ以上書くとうっかり重要なネタバレ書きそうなので自重

ところで子どもって何で流れる水をせき止めるのが好きなんですかね
自分もドブをせき止めては流し〜を繰り返してた事を思い出しました
フェチ的な部分を述べればやたらローアングルスカートヒラヒラ&やたらヒザの裏
新子のお母さんが妙にかわいく描かれてるのも良し


(12/9)


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